Ocean Hemisphere network Project
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OHPについて
・海半球ネットワーク計画とは
・背景
・観測ネットワークについて
「海半球ネットワーク」計画とは |
「海半球ネットワーク ─地球内部を覗く新しい目─ 」は平成8年4月から文部省新プログラム(科学研究費補助金創成的基礎研究費)として発足した研究計画です。このプログラムは5ヶ年の計画で、今まで観測空白域であった太平洋に広域地球物理観測網(海半球ネットワーク)を建設し、地球内部へ向けられた新しい窓から地球の中を覗き込み、表層から中心部までの地球の動きの痕跡を検出し、地球活動の根源解明に迫ろうとするものです。プログラムは東京大学の地震研究所、海洋研究所、理学部・理学系研究科の研究者が中心となり、全国21機関の100名あまりの研究者が参加しています。また、平成9年4月にはこの計画を進める拠点として、地震研究所に「海半球観測研究センター」(Ocean Hemisphere Research Center)が設置されました。 |
「プロジェクト」について |
海半球ネットワーク計画でネットワーク整備を目標として行おうとするプロジェクトを図2にまとめます。
プロジェクト 海洋島地震観測ネットワーク 海洋島GPS観測ネットワーク 海洋島電磁気観測ネットワーク 超伝導重力計観測網 海底地震観測システム 海底地球電磁気観測システム 海洋底孔内地震観測システム 海洋島地震機動観測 海洋底機動観測調査 海洋底地球物理観測 海底観測 のための超音波伝送、衛星通信、長期電源等の開発を行うプロジェクト 観測データを収集し、世界中の多くの研究者に利用できるようにするとともに、データ解析を行うプロジェクト 「海半球ネットワーク」計画では、この12のプロジェクトを、 総括班(代表者:深尾良夫)と4つの計画研究のグループ 海洋島観測研究班(代表者:山田功夫) 海洋底観測研究班(代表者:末広潔) システム開発研究班(代表者:浜野洋三) データ処理解析研究班(代表者:深尾良夫) で協力しながら行う予定です。 |
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海半球観測研究センター
〒113
東京都文京区弥生1-1-1
東京大学地震研究所
tel: 03-3812-2111