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海半球国際シンポジウムの案内 |
川勝 均(東京大学地震研究所) |
海半球ネットワーク計画では、1997年11月の千葉「かずさアカデミアセンター」でのシンポジウムに引き続いて、第2回目の海半球国際シンポジウムを下記のように開催します。 期間:2001年1月21日(日)− 27日(土) (うち海半球国際シンポジウムは24日まで) 場所:山梨県「ホテルマウント富士」 (http://www.fujikyu.co.jp/mt/index.htm) 前回のシンポジウムでは、海半球ネットワークを念頭に置きつつマントルダイナミクスの現状を第一線の研究者に議論していただき、新しいマントルダイナミクス観を打ち立てていくためにどのような観測研究が求められているかを考えました。 今回はそれを受けて、海半球ネットワーク計画の過去5年間の成果を世界に公表する場となります。主なテーマとしては、 (1)海底長期地球物理観測網の建設 (2)流体地球と固体地球のカップリング現象(例えば常時地球自由振動) (3)マントルダイナミクス(特にマントル遷移層、西太平洋のダイナミクス) (4)データ公開システム などが挙がっています。 また今回は海半球国際シンポジウムに引き続いて、国際海洋観測網(International Ocean Network、通称 ION)の国際ワークショップを共同で開催する予定です(25-27日)。 海底長期観測に先鞭をつけている日本のリーダーシップを確認し、総合的な地球観測の次の先端的ステップへいかに効率的に踏み出していくかを議論・検討する場です。 グローバルな観測網の新展開の方向を定める重要な会議となるはずです。21世紀の幕開けを飾るにふさわしい会議となるよう準備を進めております. シンポジウムに関する問い合わせは、ohp2001@eri.u-tokyo.ac.jp宛てに電子メールでお願いいたします。 また、海半球ネットワーク計画のホームページ(http://eri-ndc.eri.u-tokyo.ac.jp)にも随時最新の情報を掲載しますので、参考にしてください。 |
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