研究計画・方法 |
本領域では、イメージング分野の2研究項目・4計画研究(ア~エ)とモデリング分野の2研究項目・4計画研究(オ~ク)がそれぞれ最先端の観測・高温高圧実験・計算機シミュレーションによる独自成果を領域に持ち込む。領域内では互いに密接な連携を保ちつつ,それら成果の統合によってスタグナントスラブをキーワードとしたマントルダイナミクスの新展開を目指す。公募研究は各計画研究とグループとは異なる独自性のある研究を行い,計画研究の内容をより充実させる。総括班は、こうした流れがうまく機能するよう全体をリードし、領域としての研究進展に貢献する。下の図は、総括班と計画研究との間の関係、研究代表者・分担者の相互関係を示したものである。 |
平成16年度 |
(1)採択が決まり次第総括班会議を開き、図に示した組織体制を早急に構築する。発足と同時に必要な観測装置および実験装置の製作を開始し、研究支援体制を整備する。 (2)研究期間中の領域の事務処理・広報などを行う事務局を発足させホームページを開設する。領域の活動をまとめたニュースレターを発行する. (3)年度中に総括班会議を3回開催し、1回は引き続いて全体研究会を開催し今後の方針を確認する。 |
平成17年度以降 |
(1) 総括班会議を年3回開きうち2回は引き続き研究会を開催し、研究の経過と結果を持ち寄って検討する。研究計画については各年度毎の状況を総括し、必要なら翌年度の計画の見直しを行う。 (2) 各計画研究の間の常時の調整や必要な事務処理を行う。ホームページを通じて研究進展状況及び成果を公表する。領域の活動をまとめたニュースレターを年1回発行する. (3) 年1回、合同学会特別セッションを利用した研究発表会を開き、成果の発表と同時に関連分野との連携を図る。平成17年度に小規模な国際ワークショップ、最終年度である20年度にはより大きな国際ワークショップを開き、今後の課題を整理し新たな発展を図る。 |
Copyright 2004 ERI. All rights reserved.